海外移住して良かったこと
実際に海外移住に興味はあるけどいろいろ心配事が尽きず、踏みとどまってしまっている方もいると思います。
そんな方々に朗報とまではいかないかもしれませんが、僕が海外に移住して良かったことについて書いてみたいと思います。
これを読んでちょっとでも前向きになってもらえたら幸いです。
何が良かったかというと、それは
の3つです。
ありきたりかもしれませんが、もう少し詳しく経験を踏まえて説明します。
はっきりものを言うようになった
自分が考えてるほど相手はこちらの気持ちを汲み取ってくれません、
悲しいことに。日本にいると、"空気を読む"とか"以心伝心"とか、どんな会話でも『あれ』で通じてしまうことがあります。
でも英語を始め外国語にはそんな便利なものはないようです。
なので、わからないことがあったり自分の要望がある時は明確に相手に伝えたほうが後々物事がすんなり行くことが多いです。
はっきりとものを言うことであとでモヤモヤすることがなくなりました。
はっきりものが言えれば、後々モヤモヤすることがなくなります。
だからと言って、店員に無茶苦茶な要望を通そうとするのは真冬にビーチサンダルを履くくらい意味を履き違えています。
前の記事でも書いたように、海外の店員さんはお客様は神様教の信者ではありませんので注意しましょう。
視野が広くなった
ちょっと個人的なことになってしまいますが、僕は18年間、その気になれば高校から自宅まで信号機が1つもない道を通って帰れるほどの田舎に住んでいました。
大学・大学院を卒業してからもずっと大学で研究をしているわけですから、いわゆる『世間知らず』なのかもしれません。
でもそんな考えこそが日本だけに留まった狭い見方であり、世界知らずなのではないでしょうか。
世間知らずと言われる前に、世界を知ってやろうと思ったのも実は海外に目を向けた理由かもしれません。
実際に外へ出てみると30歳近くなって大学に行き直したり、普段何をしているのかわからずも幸せそうに暮らしていたり、祖国から逃げてきたり...
もうとにかく何でもありなわけで、そんなことを目の当たりにしていると勝手に自分の視野が広角になっていきます。
視野が広くなると、今まで自分が考えもしなかったような行動ができるようになります。
例えば僕は今まで1ミリたりとも興味のなかったスペイン語に興味を持ち始め、習得には時間はかかってはいますが、かれこれ3年ほど続けていています。
昨年にはスペイン語で研究企画書を書いて2ヶ月間スペインの大学に滞在する費用を獲得できました。
こんなこと、日本にいる時には脳の奥底にもなかったと思います。
見た目で笑いを取らなくなった
日本でも次第に人の見た目で笑いを取ることがダメな風潮になっている気がします。
それは非常にいいことだと思います。
僕が大学・大学院生だった頃はいわゆる芸人のノリが学生間でも流行っていて、とにかくイジってイジってなんぼみたいなところがありました。
僕も半分自虐のつもりで自分の顔をイジってもらったり、相手の顔をイジることで笑いをとっていましたが、海外にはそんな笑いはほぼないと言っていいと思います。
あるとしたらそれは人権侵害にまで発展してしまうかもしれません。
個人を尊重する、そういった環境にいるとそんな笑いの取り方がひどく下品なものに見えてきます。
なのでそこから抜け出せたことは自分にとって良かったことのひとつです。
どうでしょうか。
少し偏った考えかもしれませんが、なかなか1箇所に留まっていると見えてこないものもあるかと思います。
もちろん、海外移住は良いことばかりではありませんが、日本ではなかなか感じにくいこともあると思いますので、それを見つけに行くのもアリではないでしょうか。
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