東南アジア経由で北欧に海外移住したらスペイン語にハマりました。

東南アジア4年・北欧に6年住む純正日本人の理系研究者が書く海外移住・語学(主にスペイン語)・海外での仕事についてのこと

ゼロから始めるスペイン語の勉強方法

今回は実際に僕がどうやってスペイン語の勉強を初めていったのかについて書いてみたいと思います。

子供のうちからスペイン語圏に移住したり、外国語大学でスペイン語を専攻していたり、配偶者やパートナーがスペイン語話者であるような場合ではなく、僕のようなスペイン語について何にも知らない、丸腰の状態から始めるやり方です。

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 僕が試しているのは

 の3段階になっています。

 それでは詳細を見ていきましょう。

本で基礎を固める

語学を習得する上でやはり文法を避けて通ることは不可能です。

幻聴でなければ日本の英語教育は文法に偏りすぎという声をたまに聞きますが、大人になって語学を習得するなら文法は必須です。

幼児のようになんでも吸収する高野豆腐ばりの脳を持っていれば話は別ですが、地道に一つ一つやっていくのが近道だと思います。

そのためにはまず何か一つ文法について書かれた本を読んで、じっくりやるのがいいでしょうね。 

ちなみに僕が読んだのはニューエクスプレス・スペイン語

www.amazon.co.jp

この本です。

一通りのスペイン語文法が学べますので、こういった本で基礎をしっかり固めましょう

CD付きのものであれば、スペイン語独特の音にも慣れることができるので、できれば音声付きのものがいいと思います。

 

別に中間・期末試験があるわけでないですし、間違ったからといって誰かに咎められるわけでもありません。

無理やり詰め込まずに着実に進めていきましょう。

 

YouTubeで音になれる

本で基礎を固めたら、次はスペイン語の音にどんどん慣れていって聴く力を養うのがいいと思います。

本は心に語りかけてくることはあっても耳に直接は語りかけてくれませんので、YouTubeスペイン語の動画を貪り見ることをおすすめします。

別記事でも紹介した、スペイン語教育系チャンネルは非常にその目的に適しています。

puerta-vieja.hatenablog.com

 

もちろん、他のチャンネルでも全く問題ありません。

音楽が好きならラテンポップは公式チャンネルで聴き放題ですし、なんなら音楽に合わせてズンバを踊りながら耳を慣らしていくことも可能です。

脂肪も燃えるので一石二鳥です。

ハロートークスペイン語レッスンで喋る

入力だけではなく、出力も語学習得には欠かせません。

しかし特に話すことが最難関かもしれません。

我々日本人は(少なくとも僕の世代では)減点主義傾向の教育環境で育ってきたもんですから、間違いを犯すことに対してビビってしまう傾向にあります、まるで火を怖がる野生動物のように。

しかしいつまでも恐れていては上達するわけでもないので思い切って、喋る場所を見つけましょう。

1つはハロートークというSNSです(詳細は別記事に書いてます)。

あっさり言ってしまえば、お互いに言語を教えあいましょうということです。

もう1つはやはりスペイン語レッスンを受けて話す機会を増やすことが重要です。

日本の場合はちょっと分かりませんが、ノルウェーではボランティアでスペイン語のコースがあったり、破格の安さでレッスンを受けられる機会があります。

僕はそういったところに参加し、拙いながらもとにかくスペイン語を喋りました

今の時代、オンラインでいくらでもスペイン語のレッスンは受けられるので、お金は多少かかりますがそういう方法も大いに利用しましょう。

正直言ってまだまだですが、実際に話してそれが相手に通じることで自信になり、もう一個上の段階への意欲も生まれます。

 

まとめ

いかがでしょうか。

なんの知識もなくても文法の基礎をしっかり固めるスペイン語の音に慣れる実際に喋ってみるという流れで僕は今のところ能動的に続けられています。

もちろんこの流れが絶対というわけではないので、同時進行でやってみたり音から慣れる方が向いている人もいるかもしれません。

こういうやり方もありますという提案で今回はしめさせてください。